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↓ こちら読んでください byモジャ子  kumiです。企画部長です。⚠️無言フォローはブロックしてます。ご注意ください⚠️星野源妄想小説執筆部所属。読むのが好きで読んでたら星野源で書いてみたくなりました。もういくつめとかわからなくなってきました。色々書いてます←フォロー申請の方はDMもしくはコメください。

DING DONG 6

俺の人生なんてこんなもんだろと諦めていた
1番大切なものを手に入れたのに
そのことに気づいたのは
手放した後だった

なんで、頑張らなかったんだろう
手放しちゃいけない人だったのに
認めさせるくらいの男になろうって
なんで……なんで……

俺に残ったのは後悔だけ
もう今更ふゆちゃんは帰ってこない
だけどいつか、いつか
ふゆちゃんと再会できたら
その時は胸張って会いたい……

あの鐘の音を聴きながら
変わってやる。そう誓った。
そう思わせてくれたのは
ふゆちゃん、君のおかげだよ

それからガムシャラに働いて
お金貯めて
会社起こしたら
それがどーにかこーにか
軌道にのって……
ここまで10年かかった
蓋をしたふゆちゃんへの想いは
時間の経過とともになくなっていった
たまに空をみあげて
幸せでありますようにと
願うことはあったけれど

思い出のいっぱい詰まったアパートを出て
大きなマンションに住めるようになった
今日はたまたま仕事で近くまできたという
理由をつけて
あの公園へ自然と足が向いた

教会も昔のまま
今日は誰かの結婚式があるようで着飾った人たちがたくさんいる
あの鐘の音も同じだ
穏やかな気持ちで聴けるとおもってた
でもここのだけはダメだな
やっぱり胸が少し痛む


教会を通り過ぎ、公園の中に入る
ここであったんだよな、ふゆちゃんに……
で、公園の奥のベンチに座って
俺とふゆちゃんとゲンと話してたんだよな
と、ベンチの方に歩いていくと
一人の女性が大きな犬を従え座っていた

近くまで歩いていくと
女性の顔がはっきり見えてきた
10年経ったとはいえ
見間違うはずなんてない
座っているのは間違いなくふゆちゃんだった


10年ぶりのふゆちゃん
俺に気づいてくれる?
ゆっくりゆっくりと近づく
だけど近づくにつれて感じる違和感
近づいているのに俺のことはみてない?
隣にいる大きな犬は盲導犬?
ふゆちゃん………?


ふゆちゃんの目の前に立っても
やっぱり俺のことは見えてないようだ
俺は意を決して声をかける

「こんにちは」

『あ、こんにちは。気持ちいい日ですね』

「ほんと気持ちのいい日ですね、ふゆちゃん……ですよね?」

『………え?私の名前ご存知なんですか?』

「ええ。お久しぶりです。源です。みなもととかいて源です。」

『源……あ、この子と同じ名前ですね』

「盲導犬ですか?」

『はい、そうです。私数年前に事故に遭いまして、視力も記憶も家族もなくしました。
今は実家で生活してるんです。あの……だからごめんなさい。お久しぶりといわれましたが、私あなたのことが誰だかわからなくて……』

「そうだったんですね、お辛い経験されたんですね?」

『そういわれるんですけどね、記憶がないので言うほど辛いわけでもないんです。今はゲンがいてくれるからこうして外も出られるようになりましたし。不自由なこともそりゃありますが楽しく暮らしてます」

「そうでしたか。それならよかったです」


その後も彼女は色々と話をしてくれた

『教会の鐘の音っていいですよね。なんだか幸せな気持ちになって。でも……ここの鐘の音を聞くとすごくすごく切ない気持ちにもなるんです……。
なんなんでしょうね?
今はその謎を解くために、ここによくお散歩にくるんです。なんか楽しくないですか?謎解きにくるって。』

ふゆちゃん……変わってないなぁ。
今でも楽しいこと探しやってるなんて……

『ここに来て気づいたことがあるんです。
木が風に揺れる音もこのステキな花の香りもきっときっと昔好きだったんだと思うんです。だってこんなに懐かしい気持ちになる。なにも覚えてないのに……。おかしいですよね、こんなこと思うなんて』

胸が熱くなるのを感じる
なんて声をかけたらいいか戸惑っていたら
ふゆちゃんは会話をつづけた


『源さんっておっしゃったかしら?』

「はい。」

『源さん……あなたの声もすごく懐かしく感じます。心が……心が震えて涙が出てきそうな、不思議な感じ、ここにきた時と同じ感じなんです。あなたが知ってるふゆを私に教えてくださいませんか?この場所でなにを思い、なんを感じていたかあなたとあって今、ものすごく知りたくなりました』


俺はそっとふゆちゃんの隣に腰をおろす


「ふゆちゃん、過去のことより今のお話しませんか?僕は今のふゆちゃんが知りたいです」

『………ええ、それもいいですね』

彼女は声のする俺の方を向いて笑顔をむけてくれた
彼女の笑顔はあの頃のままの
可愛らしい笑顔で
きっとほんとに幸せに暮らしてきたんだなとわかるステキな笑顔だった
彼女の手を取ると彼女もにぎりかえしてくれた
そして俺がこういうと彼女はにっこり笑って頷いてくれた





「ふゆちゃん、よかったら僕とお友達になってもらえませんか?」




DING DONG おわり

哀しみのヴァージンロード

♪♪♪
Why oh why あきらめ切れない俺を
憐れむように抱きしめてくれないか

ひび割れた胸はGINのグラスだよ
今も苦い想い出だけ頬に雫れる

海辺のチャペルの鐘に
耳ふさいで泣いた
死ぬまで憎み続けてと
君の震える声のようさ

後指さす街角で
俺を理解ってくれたのは
(君だけだったよ)

Why oh why
幸福になれよきっと
俺の分まで
哀しみは俺に置いてけ

チャペルの壁に刻んだ
掠れた愛の文字
薬指触れれば君の
深い悲しみ胸を撃つ

愛を棄てていちばん
傷ついたのは君だねと
(初めて気づいた)

Virgin Road 涙で濡らしたひとを
憎めるはずが俺ないよ
哀しみのヴァージン・ロード
♪♪♪


この曲が私のファースト切ないsongです。
毎日チェッカーズ収録の
「哀しみのヴァージンロード」
ふゆちゃんの結婚式当日の源さんの気持ちと重ねてみました。
初めて聞いたのは小学生だったはず
なんだこれ?と胸が苦しくなりました
朝から辛くしてすみませーん
だってこの歌にもっていくための妄想なんですもの
反動ってすごいね。
源源書いた反動がこーなるとはね。
とりあえずここまで読んで頂いてありがとうございます

ちなみに同じアルバムにはいっていた
「marry me tomorrow」もなかなか辛たんでした。
「星屑のステージ」も「ひとりぼっちのナタリー」も辛たんだけどまだそこまで歌詞に注目してなかったなぁ……
そんな意味で歌詞の意味をすごく考えたのはこの曲が最初だったと記憶してます。


2枚目から曲みれます。
全部通してみたい人はYouTubeで探してね。


ほんとはバットエンドでこのまま終わろうとおもってたけど
そんな勇気わたしにはなかったので、最後の6話で少し光がさすといいなと思います。
まあ少し光が差す程度だけどね。
よろしくどうぞ。
今日中にはpostしまーす。
ではみなさん、良い日曜日をお過ごしください


朝から暗い話読ませて
どんよりさせといて
何言ってんだって?
うん、ごもっとも🤪

DING DONG 5

『じゃあまた明日ね。源さん、バイバイ』

「うん、気をつけて帰れよ」


笑顔で別れたその翌日、仕事が終わり
いつものように家に帰る
今日はどんな楽しいことしようかな
ささやかな幸せを感じていた
俺の目の前に現れたのは
彼女ではなく
彼女によく似た顔の女の人

心拍数が一気にあがる
動揺しながらも声をかけた


「あのぉ、何か御用ですか?」

[あなた、星野源さんですか?]

「はい。そうです」

[私、芙由の母です]



その言葉だけで俺は全てを察した
終わった………俺はそう思った
ふゆちゃんのお母さんと名乗る女性はその察した通りの話をした

目の前には俺がふゆちゃんに渡した合鍵が置かれる



ふゆちゃんの結婚が決まったこと
5ヶ月後、この教会で結婚式をあげ
そのまま海外へいくということ


「ふゆちゃんはなんていってるんですか?」

その質問には答えてくれなかった

「俺に身を引けということですね」

[そうです]

「ふゆちゃんは幸せになれるんですよね」

[少なくともここであなたといるよりは……]

「わかりました。僕も同じ想いでしたから、ふゆちゃんの幸せを僕も願います」

[話がわかる人でよかったわ。じゃあ失礼します。あ、もうふゆに会わないでくださいね]

「はい、わかってます……」


ふゆちゃんのお母さんが帰っていった
ほらみたことか
だから言ったじゃないか
俺と一緒にいたら幸せになれない
最初からわかってたことじゃないか
なのに……なのに……

ふゆちゃんと過ごした日々を思い出す
楽しかったあの日々
笑った顔も泣いた顔も怒った顔も困った顔も
そしてふゆちゃんと愛を確かめ合ったときの恍惚とした顔も……
全部全部俺のものだった日々
必死に幸せごっこをしていた日々
そんな日々はもう終わりなんだ
ただ日常に戻るだけ
ふゆちゃんと出会う前の日常に……


その日から何事もなかったかのように
俺は日常をおくった
そして5ヶ月が経ち、俺の記憶が正しければ
いよいよ明日はふゆちゃんの結婚式だ


いつものように仕事を終えて家に帰る
なにも感じない
なにも考えない
もう……寝よう


布団に潜り込み目を閉じる
無理やり寝ようとしたその時
玄関をノックする音が聞こえた


誰………?
玄関まであるいていくと
忘れようと努力しても忘れられない
あの声が聞こえてきた


『源さん……わたし、ふゆです。源さん……開けて。ここ開けて。私源さんに会いたい………』

ふゆちゃん……俺も君に会いたい
でも………でも…………

「ふゆちゃん、明日結婚するんだろ?こんなとこにいちゃダメだよ、ダメだよ……ふゆちゃん……………」

『源さん……私ここにいたい。ほんとは源さんといたいの……』


このドアの向こうにふゆちゃんがいる
今すぐ開けて抱きしめて、どこにもいくなって……俺と一緒にいろって……
いってやりたいのに……

ここであなたといるよりは……

と言われた言葉を思い出す
母さんと二人で逃げるように街をでて
ここにきた過去
一人きりになって投げやりに生きてきた俺
そうだよな……俺といったって………
ドアにかけた手を下ろした


「ふゆちゃん、帰りなよ」

『やだよ、源さん』

「帰れよ……なぁ」

『源さんがいい……』

「帰れっていってんだろ‼️」

『源さん……ごめんなさい……ごめんなさい………源さんのこと、たくさん傷つけてごめんなさい……でも私どうしても……』

「ふゆちゃん、これ以上……俺を苦しませないでくれよ……。」

『源さん……やだ……会いたいよ。顔見せてよ、源さん…………ごめんなさい、ごめんなさい……源さん……』





「もう二度とここにはくるな。ほら周りの迷惑になるから早く帰れよ……とっとと帰れ‼️」



沈黙が続く
そのまま動けずにいる
ひどいことをいってるのはわかってる
でもそれもこれも彼女の幸せのため
そう自分に言い聞かせる


するとか細い声で彼女はいった


「源さん……私帰るね…さようなら。ほんとに……さようなら」


彼女の足音が遠ざかってく
これでいい、これでいいんだ
ふゆちゃん、幸せになれよ
布団を頭から被り声を殺して泣いた



源さん、あの鐘の音きくと、私までしあわせな気分になるの

彼女の言葉を思い出していた
明日の鐘の音はふゆちゃんのためのもの
ねぇ、俺きっと幸せな気分になんてなれない
でも…ふゆちゃんの幸せは誰よりも願ってるから……幸せになれ、ふゆちゃん


そして明日は訪れる


*****************

辛たーん。辛たーん。
#星野源 #星野源妄想小説執筆部
#星野源妄想小説読書部
#星野源で妄想 #星野源妄想部 #星野源だけど星野源じゃないシリーズ #モジャ子小説

DING DONG 4

ふゆちゃんと会わなくなって
一ヶ月が過ぎた
心閉ざして気持ちに蓋をすれば
蓋の中に押し込めた気持ちは
自然となくなるものだ
そうやってすこしずつすこしずつ
忘れていけばいい
彼女の幸せを願うなら
絶対その方がいいんだから



なのに…………
なんでいんのよ
俺のアパートの前に
目に涙たくさん溜めて

「ふゆちゃん?」
『源さん……ゲンが………ゲンが………』

その場で泣き崩れるふゆちゃん
俺は慌ててそのままふゆちゃんを家に入れた
6畳一間の俺の城
モノなんてほとんど置いてない
なんならテレビすら置いてない
だって必要ないからそんなもの
仕事いって疲れて寝て起きてまた仕事いっての繰り返しだから……
そんな俺の家にふゆちゃんといる
俺はふゆちゃんがおちつくまで
隣に座ってふゆちゃんの手をそっと握る


『源さん、急にごめんなさい……』

「どーした、ふゆちゃん」

『ゲンが死んじゃったの。どうやら病気だったみたいで、源さんと会わなくなってからだんだん弱っていってて、お医者さんに見せたときにはもう手遅れだと言われて……』

「そうだったの。辛かったね、ふゆちゃん」

『ゲンが……ゲンが私と源さんを繋いでくれたから、どーしても源さんにこのこと伝えたくて……源さんはもう私なんて会いたくないだろうけど、どうしてもゲンのこと伝えたくて……
だってゲンは源さんのことすごくすごく好きだったから……』

そういうとふゆちゃんからまた嗚咽がきこえてきた

忘れてた想い
忘れようとしてた想い
蓋をしていた感情
その全てが溢れ出る
ブレーキかけようとしてるのに
蓋閉じようとしてんのに
どんどんどんどん溢れてくる


「なんで……なんで来たのさ。さよならっていったじゃん」

『ごめんなさい、ごめんなさい、源さん』

せめてもの抵抗……
でも……もう、ムリだ…………
泣いているふゆちゃんを
抱きしめる
沈黙が二人を包み
二人の鼓動が響いている
同じ早さで……
共鳴しあってるように……
もうこれ以上
自分をごまかせない……
最初に沈黙を破ったのは俺だった


「ふゆちゃん……会いたかった……」

『……えっ、だって………』

「初めて会った時から好きだった。一目惚れだったんだ」

『源さん、私も……じゃあでも、なんで……』

「俺といても、ふゆちゃんは幸せになれない。第一ふゆちゃんの親が納得しない。だからずっと友達ってブレーキかけてたんだ。でも…ダメだった。会わなくなったら忘れていけるとおもったのに、全然忘れられないの、ふゆちゃんのこと。ふゆちゃんあの時いったよね?こんな気持ちになったの初めてなのにって……俺も同じ。こんな気持ちになったのふゆちゃんが初めてだよ」

『私、源さんに嫌われたとおもってた。ゲンが……ゲンが、源さんに会わせてくれたんだね。』

「ふゆちゃん、今までごめん。」

『源さん、私.源さんが好き……』

「俺も……ふゆちゃんが好き」

抱きしめていた手を緩め見つめ合う
ゆっくりと顔を近づける
触れるだけの口づけ……
ふゆちゃんの唇が震えているのを感じた

「ふゆちゃん……もしかして…」

『源さん、いいの。もう一度して……』

二度目のキスは甘くて深い大人の口づけ
もう離れたくない二人
何度も何度もお互いを求め合う
お互いの存在を確認するような
そんな口づけだった




その日からふゆちゃんは公園じゃなくて
俺のアパートの前で俺を待つようになる
近所の人に怪しまれると困るからと
俺はふゆちゃんに鍵を渡し、家の中で待つようにしてもらった


アパートの前の教会の鐘の音が鳴る
ふゆちゃんはその鐘の音を聴くのが大好きだった

『源さん、今日教会で結婚式あるみたい。』

「ding dongってね、鐘の音が鳴り響くでしょ、あの音がね二人の幸せを願ってるかのようで、私まで幸せな気分になるの。私もいつかあの教会で結婚式あげたいなぁ。隣にいるのは源さんだからね」

彼女を鐘の音を聞くたびにそういっていた
ふゆちゃんの幸せはここにはないって
わかってるのに
あの教会での結婚式
隣にいるのは俺のような気がしてしまっていた

仕事で疲れて帰ってきても
君の笑顔をみれば疲れなんてすぐ吹っ飛んだ
ふゆちゃんがきてからテレビもビデオも買った。
「源さん、楽しいことしよ?」
って口癖のようにいうから、毎日楽しいこと探しをした。
ふゆちゃんといることが楽しくて嬉しくて
季節が二つすぎる頃には
キスじゃない方法で
愛を確かめ合うようになっていた
間違いなく俺たちは幸せだった
幸せだったんだ

だからずっとこのままの幸せが続くのかなと
そんな錯覚に陥っていた







でも……
それは錯覚にすぎなかった

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DING DONG 3

私を見るその冷たい目
でもすごく寂しそうで切なそうで
なんだかほっとけなかった
きっとこの人は優しい人だ
だってあんなにも優しい目でゲンのこと
みてたんだから……
お話してみたい……
ゲンにだけじゃなくて
いつか私にもその優しい眼差し向けてもらいたい
一度しか会ったことないその相手
なんなら一目しかあったことない相手に 
こんな感情をもつなんて
この時の私は全くきづいてなかったけど
きっとこの時から恋に落ちていたんだ


仕事が終わり家に帰る途中の公園で
再びあの子と出会う
あっ……あの子は……
名前はえっと……ふゆちゃんだったかな
あ、ゲンもいる
きっと俺よりもおまえの方が幸せにくらしてんだろうな、ゲン……
大きなお屋敷の中で美味しいドックフードとか食ってさ
って俺ドックフードはいらねーかww


『あ、あの……』
「何?」
『お時間ありますか?』
「うん、ちょっとだけなら……」
『昨日はゲンつかまえてくださりありがとうございました。』
「いや、たまたま俺に向かって走ってきてたから、気にしないで。」
『私、藤堂芙由っていいます』
「俺は星野源、みなもととかいて……って昨日も話したか」

そういうと目尻を下げて優しい笑顔を向けてくれた

『源……ステキな名前ですね』

「や…えっ……ありがとう。ふゆってどういう字なの?」

『えっと、草かんむりに夫、自由の由で芙由です』

「そっか、いい名前だね」

『あの……私と友達になってもらえませんか?』

「え?と、友達?」

『あ、私あんま友達とかいなくて、学校とかでもなんか私に対する態度とかみんな違ってて友達になれなくてって、私なにいってるんでしょうね、すみません、忘れてください……』

「いいよ、友達。俺も友達いないし。あ、でも家で俺のこと内緒な。」

『なんでですか?』

「俺のこと話したらきっともうアイツには会うなって、そー言われるから。」

あなたはそういうと寂しそうに笑った
その様子をみていたゲンが彼に戯れる

「おっ!ゲンも今日から俺の友達な、よろしくな、ゲン……」





その日から仕事がおわると
公園には彼女とゲンが待っていて
少しの時間たわいもない話をするようになった


敬語で話していたのがなくなるのにはそう時間がかからなかった
育った環境が違いすぎる二人なのに
なぜかウマが合った
お互いが抱えていた寂しさが
同じだったのかもしれない
公園の木が揺れる風の音も
色とりどりに咲く花の香りも
そして楽しそうに笑う君も
俺の生活の一部になった

こんなに楽しい日々が送れるなんて
でももう一人の俺が俺にブレーキをかける
ここまでにしておけよと……
友達の枠からはみ出さないように
していたのに……



『源さん……』

「何?ふゆちゃん………」

『源さんは私のことどうおもってる?』

「友達でしょ?最初にそーいってたし」

『た、たしかに最初は……でも源さんとこうやって話をするようになって、私そう思えないの。源さんのこともう友達なんて思えない……。源さん……私源さんのこと……』

「ふゆちゃん、やめよ。それ以上はダメ。ふゆちゃん俺といても幸せになれないよ。だから友達のままでいよ……その方がいい……」

『何も言わせてくれないんだ。源さん、ずるいよ、私こんな気持ちになったの初めてなのに……』


俺だって初めてだよ……
こんな気持ちになったの……


「源さん……源さんといると私幸せだよ。すごく幸せなのに……なんでそんなこというの?」

ふゆちゃんは何も知らない
俺がなんでここに一人で暮らしてるのかとか
そんな話はしたことないから……

それ以上は言わないで、ふゆちゃん
ブレーキ外れちゃうから
君まで不幸になんてさせられないよ
俺の大切な……ものすごく大切な人なんだから


「ふゆちゃん、ごめん。俺、帰るね」

『源さん……』

「さよなら、ふゆちゃん」


それ以来、家に帰るルートを変えた
そうこれでいい、これでいいんだ
いつもの日常に戻っただけ
いつもと違う道を通って家にかえり
そのまま寝る
起きたらいつも涙流してるけど
きっとそんな涙も出なくなるだろう
何も考えない……何も感じない……
だって出来てたじゃないか
今までだってそうやってやってきたんだから


*****************

暗いなぁ、暗いわぁ。
星野源闇抱えてるわぁ。
こんなんが続くの、6話まで←
よろしくどうぞ
#星野源
#星野源妄想部
#星野源で妄想
#星野源妄想小説執筆部
#星野源妄想小説読書部
#星野源だけど星野源じゃないシリーズ
#モジャ子小説
朝はここまでです。

DING DONG 2

『私は、藤堂……藤堂芙由です』

「とうど……う……ふ……ゆ?」

『あ、で、この犬はゲンっていいます』

「ほら、同じだ。俺は星野源。みなもとと書いて源ね。あそこのアパート住んでる」

『あ、そうなんですね……』

「じゃあ、俺帰るから……」

『あ、あの……』

「何?」

『源、助けてくれてありがとうございました』

「もうそのリード、離すんじゃないよ。
おまえももう逃げるんじゃないぞ、ゲン!」





私を見る目は冷たかったのに
優しい目でゲンのことをみていた
ゲンを捕まえてくれた同じ名前の源さん
源さんをみたら、心がキューーーって
苦しくなった
なんだろ、この気持ち
でもまた会いたい……
ここにくれば会えるかな
彼の後ろ姿をみながらそんなことを考えていた



だれもいない家に帰る
さあ、寝るか
ベットに潜り込んで目をつぶった
なのに頭に浮かぶのはさっきあった
あの子の笑顔

たしか藤堂っていってたよな……
なんだ、あそこのでかい屋敷のお嬢さんか
可愛かったけど住む世界が違いすぎる
あっちは金持ち、こっちは底辺だ
それに………
俺に関わっちゃダメだ
みんな不幸になる……

ワスレロワスレロ
ワスレテシマエ……


そう思いながら寝たはずだったのに
夢の中であの子と再会し
夢の中であの子に恋をして
夢の中でたくさん笑ってた




アラーム音で目を覚ます
俺の目から涙が一筋頬を伝った
なんかしあわせな夢だったな
さ、準備して仕事行かなきゃ


なんのために生きてるのか
そんなのわからない
だけどお腹は空くし
眠くなるし
色っぽいおねーちゃんみたら
ムラっとするし


人の幸せの量は決まっていて
みんな平等だなんてだれが決めた?
辛いこと悲しいことばかりだった
みんなから逃げるようにここに引っ越し
それでも母さんと二人で幸せに暮らしてたのに
そんな俺から母さんまでとりあげた
神様なんてくそくらえだ
今日も目の前にある教会を睨みつけながら
仕事へいく
それが俺の日常


そうそんな日常のはずだったのに
犬のゲンを抱き上げたあの時から
ゲンを彼女に渡したあの時から
俺の日常は変わっていったんだ
それがたとえ許されない恋とわかっていても
間違いなく俺はあの日
恋におちていた


******************

チャーラチャラララ
チャーラチャラララだけど
そんな空気じゃーないな
失礼しました←
楽しみにしてくださってありがとうございます。だけどね、じっくりゆっくり書いてた今までとは違い、スピーディかつ迅速に進んでいきます。
昨日読み返して見て
はやっ!!て思いました。
引き続き宜しくお願いします
#星野源
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今回の女の子はふゆちゃん。
源友さんにはいない名前をチョイスしたつもりです。

DING DONG 1

あっ………
教会の鐘が鳴っている
今日は結婚式かぁ……
いつからだろう
鐘の音を聴いても何も感じなくなったのは……
あれからもう十年か……
元気にしてるかなぁ……
幸せにしてるかなぁ……
目を閉じるといろんな彼女の表情が
浮かんでは消える
笑った顔も怒った顔も困った顔も泣いた顔も
彼女が俺の全てだった
この公園にくるのも随分と久しぶりだ
教会の鐘の音も
木が風に揺れる音も
この花の香りも
彼女との大切な思い出の中の一部
公園の空気を思いっきり吸い込むと
懐かしい記憶がよみがえる
でもそれと同時に
彼女を失った胸の痛みもよみがえる







俺の家は目の前に教会が見える
やっすいボロアパート
父親は昔信じてた人にはめられ、悪者扱い。犯罪者にこそ成らずにすんだけど、
街の人の目は厳しかった。
そしてその後心労がたたり、星になった
まだ俺が小さい頃だからあんまり記憶はない
母親は女手ひとつで俺を育ててくれたけど
元々体弱いのに無理して……
そうして俺はひとりぼっちになった
残ったのはこのアパートだけ
夜から働いて朝帰る日々
生きていくのに精一杯だった
俺と関わるときっとみんな不幸になるんだ
だから誰とも関わらない
その方がいいんだ……
そう思いながら俺は一人で生きていた


ある日仕事から帰る途中の公園で
一匹の犬がこちらに向かって走ってきた

『だれかー、その犬つかまえてくださいー!』

そんな声がして慌てて捕まえた
そしてさっきの声の主がはしってきた

かわいい……

一目みてそうおもった


『ありがとう』
「いえ……」

俺はその子に犬を返し、くるっと振り向き帰ろうとした

『ゲン!!もー!勝手にいかないで!!』

その声に思わず振り返る

「ねぇ、その犬、ゲンっていうの?」

思わず声をかけた

『は、はい。』

「俺の名前もゲンっていうんだ』


これが俺と彼女の出会いだった



**************

はい、始まりました。
新しいお話です。
明日からpostしまーすとかいいながら
様子見で1話をあげちゃった
ドキドキドキドキ……
キュンキュン?なにそれ?
キュンが欲しい方は源源をオススメします←
何卒!!なにとぞ!!
お手柔らかによろしくお願い申し上げます。
#星野源
#星野源妄想部
#星野源で妄想
#星野源妄想小説執筆部
#星野源妄想小説読書部
#星野源だけど星野源じゃないシリーズ
#モジャ子小説
星野くん、もうちょっと待っててね

合鍵について話そうか


こんにちは。
モジャモジャモジャ子です
あ、ただ言いたかっただけw
源源なかなかの反響ありがとうございました。
元々ストーリーで遊んでたお話だったけど
家に帰るところあたりから
あ、ちゃんと書きたい……と思うようになり、
post用に書き直しました。
書く気あんまなかった時期だったから
良いリハビリができたかなと思ってます。
書いてて楽しかったし。

なぜ親子丼だったのか?
それはですね、たまたまほんとたまたま源友さんとの会話の中で親子丼話が出たから
やってTRYのメニューが親子丼だったから
ただそれだけで、NO星野です←
トマトパスタはANNの発言からだけどね。

源源甘々になっちゃったねぇ。
ここまで、甘くするつもりなかったんだけどねぇ。
どんどん甘くなってしまった……

ストーリーを肉付けしていく作業楽しかったです。ああ、書くの楽しいなぁって
思えました。
魔法使いシリーズは今後もストーリーで遊んで行く予定です。

でもってとりあえず燃え尽きたはずでした。昨日お風呂に入るまでは。
お風呂の中であれこれ考えてたら、
秋風羽織のネームのように
あれこれ思い浮かんできまして
あ、これお話できたわとなり
昨日の夜からさっきまで、書きなぐりました。
モジャ子小説史上もっとも切なくて暗くてウジウジしてる星野源さんがでてきます。
また、二日間お付き合いいただければと思います。
よろしくどうぞ

いつもいいねもコメントもありがとうございます。ものすごく嬉しいです!
今後ともお付き合いください。
よろしくお願いします!
special thanks
@amugenkun
@yuina_genstagram 
モジャ子でした
#モジャ子小説_私の魔法使い

合鍵 6

ソファで二人並んでコーヒー飲んで
おしゃべりして
楽しい時間を過ごす


あっそうだ!鍵………


『源さん、今日お借りした鍵って……』

「え?お借りした……か…………ぎ?」

『え?』

突然笑い出す源さん

『え?え?』

「俺、それお貸ししたつもりないんだけど。」

『え?じゃ、じゃあ………』

「そう、合鍵。だからぁ、それは今日からあゆの鍵。ちゃんと持っててな」

『は、はい。私の……合鍵……』


お気に入りのキーホルダー買ってきてそこにつける?
それとも私の鍵と同じキーケースにつける?
どうしようかな……
思わず顔がほころぶ

「ねぇ、何ニヤニヤしてんの?」

あ、見られてた。
源さんの方を向くと優しい眼差しとを目が合う

「これからはさ、好きな時に来ていいからね。今日みたいにあゆの方が早く終わった時とか、またごはん作ってくれると嬉しいな………ヘヘッ」

そういって照れ笑いを浮かべる彼が愛おしい

『源さん、ありがとうございます。この鍵、大事に持ってますね。それで、ご飯また作りに来ます』

「うん……」


今日はいつも以上に
穏やかな時間が流れる
見つめ合い微笑み合い
私の話を楽しそうに聞いてくれて
自分の話を嬉しそうに話してくれて
とてもとてもしあわせな時間が過ぎていく
気づけばもう深い時間になっていて
あ、寝なきゃ!!って二人で慌てて


「じゃあ、俺お風呂いってくるね。」

『はい、じゃあ片付けておきますね、カップ』

「うん、ありがとう」


順番にお風呂にはいって
寝る準備をして寝室へ

私が寝室にいくとベッドの中でスマホいじってる源さんが……

『今日お疲れだからねててよかったのに』

「寝るわけないでしょ、さぁ、おいで……」


少し横にずれて腕を出してくれて
出された腕を枕にして
ぎゅっと抱きつくと
源さんが私を包んでくれる


『合鍵……ありがとうございます』

「ほんといつでもきていいから」

『じゃあ今度うちにも来てください』

「いいの?」

『美味しいもの作って待ってます』

「嬉しいなぁ……」

『あと………』

「あと?」

『私ももう一つ鍵作っておきますね。源さんに持ってもらうように……』

「うん……ありがと………」

『じゃあ寝ましょうか。明日もはや………んんっ//』


少しジタバタしてみるものの
その動きは簡単に封じ込まれる


「そのまま寝ると思った?」

小さく頷くと

「そんなわけないだろww」

そう言ってまた私の口を塞ぐ




明日も早いからそのまま寝ようかななんて思っていたのは私だけで……
源さんにそんな気などサラサラなくて……


体を交わして心を交わして
全て満たされ
あなたに包まれて眠る夜
このしあわせがずっと続きますように
そう願わずにはいられないそんな夜




---1ヶ月後---

今日は土曜日
元々あった用事がなくなり暇になる
彼女は朝から美容院にいくといっていた
何しようかなと考える
テーブルの上においたキーケース
ふと目をやると俺の家の鍵と
彼女の家の鍵が並んでて

「いつ来ても大丈夫です!」

なんていいながら、渡されたこの鍵
この鍵の出番はまだなくて
俺の鍵にいつも寄り添ってるだけだったけど
今日は出番なんじゃないの?
昼には帰ってくるはずの彼女のために
トマトパスタでもつくるかな……
泊まるかな?土曜だし……
あれこれ考えながら準備して
ワクワクしながら家を出る
彼女の驚く顔が見たくて……
彼女の喜ぶ顔が見たくて……



私の魔法使い 合鍵 ---おわり---

****************

全6話になりましたね。
合鍵はこれにて終了です。
お付き合いいただきましてありがとうございました。
源源が甘くなりすぎた気がしないでもないですが、たまにはそんなのもいいかなと甘々源源で押し通してみました。
毎回タイトル画送ってくれたあゆんちゃん
ほんとにありがとう
また何か違うエピソードを思いついたら
書きたいと思います。
ありがとうございました!
#星野源
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#星野源妄想部
#星野源妄想小説執筆部
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#星野源だけど星野源じゃないシリーズ
#モジャ子小説_私の魔法使い
親子丼ストーリー載せてくれたみなさんありがとうございました!!
まだまだおまちしてますよ。
#星野源妄想小説料理部
こちらのタグつけてストーリーあげてくださいね
あとがき……なんか書くことあるかなぁ?思いついたらかくね

合鍵 5

リビングに入ると
玄関で感じた美味しそうな匂いをより感じる


「わぁ、いい匂い……今日の夕飯何?」


後ろを振り向くと
赤くなった顔を仰ぎながらおれについてくるあゆがいて
ねー、可愛いんですけど…
なんなら夕飯より先にいただきますしたいくらいなんですけど……



急に振り向くから少しびっくりして
源さんの表情はトロトロにとけてしまいそうなくらい甘くて優しくて
もう一度抱きつきたい衝動にかられる
だめ、まだダメ…….


『あっ…えっと……親子丼です』
「へぇー、いいね。」
『お口に合うかどうか……。仕上げちゃうんで、着替えてきてくださいね』
「はーい」

素直に従う源さんがかわいい
私も仕上げしないと……
お味噌汁と親子丼をあっため直して
卵といて……っと




「わぁうまそ。」
気づけば部屋着に着替えた源さんが
後ろからのぞいてて
そっと手が伸び私のお腹の前でくまれ
私の背中と源さんの胸がくっつく
後ろから抱きしめられながら
二人で卵が固まっていく様を眺める

『源さん……やりづらいです』
「んー、やだ」
『やだって……もぅ……』

きっと振り向いたら
源さんの甘いいたずらが
始まりそうなそんな気がしたから
目の前の鍋に集中、集中……
あ、そろそろかな、火を止める
あ、器にご飯いれなきゃ……


『源さん、ご飯よそうので、やっばりあっちでまっててもらえませんか?』

振り向いたら、案の定待ってましたといわんばかりに重なる唇
いたずらっ子のような笑顔でニッと笑う
私のお腹の前で組まれている手をほどき、正面にたち、彼を振り向かせて背中を押した

『もー、座って待っててください!』
「はーい」

笑いながら椅子に座る彼は
ほんと会社とは別人のようだ
どっちの彼も好きだけど……



食卓にご飯が並ぶ
親子丼、お味噌汁、サラダ……
どれも美味しそうだ
あゆも席について、ふたりで手を合わせる


--いただきます--


「ねぇ、あゆ。すごく美味しい!!」
『ほんとですか?よかったぁ』

二人でいろんな話をしながらの
ディナータイムは
とても楽しくてとても幸せな時間になった


--ごちそうさまでした--

「あゆ、ほんと美味しかった〜!!」
『ふふっ、ありがとうございます。じゃあ片付けちゃいますね。』
「あ、俺も手伝う……」
『大丈夫ですよ、わたしやりますから』
「……じゃあ、俺風呂沸かしてから、コーヒー淹れるよ」
『ありがとうございます』


それぞれがそれぞれの仕事をする
わたしは洗い物を、源さんは隣でコーヒーを淹れてくれている
なんか新婚さんみたいで楽しい

「さあ、できた……。ソファのとこ置いとくから、おわったら来てね」
『はい、わたしももうすぐ終わります』

全て終わらせて、源さんの元へ。

『終わりました」
「うん、ありがとう。コーヒー飲んで」
『いただきます……………….ん、おいしっ』
「よかった……」

『ふぅ………落ち着きますねぇ』
「そうだね」

ソファに座って
コーヒー飲んで
たわいもない話して
ゆったりとした二人の時間
幸せな時間が過ぎていく

****************

結局激甘源源にしちゃったわ
で、これどーやって終わらそう?
わからなくなってきたわ
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合鍵 4

思わずにやけてしまった。。。
その顔思い切り見られて
すごく嬉しそうにしてたな
あー、夕飯何つくってくれんだろー
早く帰りてーなぁ……
兄貴、今頃ゆいなと飯食ってんだろ?
くっそ、俺に押し付けやがって……

一人きりの秘書室
いろんな妄想がめぐるけど
仕事に集中、集中!
で、一時間くらいたっただろうか
ようやく片付いた

「おわったーーー!!よし、帰るぞ」

誰もいない秘書室で思わず声にだしてしまったが、誰からも返事はない
当たり前か……

急いで片付けて、警備員さんに挨拶をし、
会社を出る
家にあゆが待っている
さっきまで一緒に仕事してたのに
さっきまで顔合わせてたのに
あゆに会いたくてしかたがない
あゆに触れたくてしかたがない
やべぇな、俺…こんなにハマるなんて……
なんて魔法だ、全く………

来た電車に飛び乗り、LINEを送る
すると待ってます♡の返事と可愛いスタンプが帰ってきた

電車の中でにやける顔とはやる気持ちを抑え
心の中では早く駅に着けと祈る
駅に着いて、足早に家に帰る
途中コンビニであゆの好きなアイスを買って
マンションにたどり着き
俺の部屋が明るくなっているのを確認する
ああ、いいなぁ、こういうの……
だれかが待っててくれるっていいなぁ……
誰かが?違う、あゆが待っててくれるからいいんだ。あゆだから……

エレベーターに乗ってボタンを押して
早く……早く………
だから焦んなって俺←
ドアの前に立つ
大きく深呼吸をして、鍵を解除した




あ、もうすぐかな
早く……早く帰ってきて。
ご飯の準備もほぼできてるよ
一緒にご飯食べてそれから、それから……
なにする??
きっと源さんのことだから……
ダメダメ、あらぬ想像をして
一人で顔を赤らめる
初めての人が源さんでよかった……
そんなこと考えてたら、
玄関から鍵を開ける音がした

あっ、源さんだ!!

慌てて玄関に行き、入ってくるのを待つ
ドアを開けた源さんと目が合い
しばし見つめ合う




『源さん、おかえりなさい』

「た、ただいま」



フリーズしている二人……
どちらかが動き出すのを待ってる……まるで我慢大会


沈黙にたえきれなくなったのは彼女の方だった


『源さん………?どーしました?』

「ああ、ごめん…ちょっと感動した……」

『え?感動?』

「家に帰って誰かが待っててくれるのっていいなって」

『わたしもです。源さん待ってるの……楽しかった……』

見つめ合い、微笑み合う

『あ、まだ源さん、玄関……』 

「あ、ほんとだww」


靴を脱いで、荷物を床に置いて
あゆの前に立つ


「あゆ、ただいま」

そういってそのまま彼女を包み込んだ
彼女の手が俺の背中に回る

『源さん、おかえりなさい」


「うん……」


『逃げ恥みたい……ですね、これ。』

「逃げ恥?」

『源さん知りません?前に流行ったドラマ』

「ああー、見てなかったけど、こんなシーンあったの?」

『お仕事から帰ってきた平匡さんがまっていたみくりさんとハグするんです。それで癒される……ってセリフがあって……』

「へぇーーー、うん、癒されるわ……」

『よかったです……』

「ハグで終わり?そのあとはなんもないの?」

『うーん、ハグでおしまいでした。」

「ふぅーん、俺ならこーするけどな」

そういうと触れるだけのキスをして
そのままリビングへとはいっていった




も、もう………
少し赤くなった顔を パタパタと手で仰ぎながら
源さんの後をついていった



*****************
今回のタイトル画は
「デレる源源」がテーマです。
あゆんちゃんがお話を読むたびになにかしら作ってくれてうれしいです!
あゆんちゃん、ありがとねーー!!
玄関でおかえりなさいといえば、逃げ恥だよね。うんうん。
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合鍵 3

一緒にいたいっていった?
私の手の中には彼の家の鍵が…
彼を見るとメガネの奥の目がとても優しい
わたしも一緒にいたいな
平日だけどいいんだよね?
鍵を握りしめて、ハイと返事をしたら
「んっ」といって、微笑んでくれた

「あ、あのぉ、夕飯つくりましょうか?」

『え?ほんと?いいの?』

あっ……珍しい
表情崩れた……わたしの大好きな笑顔だ
でもすぐ咳払いしていつものポーカーフェイスに戻る
ちょっとやだ、それは反則だよ
源さん……

『お、お仕事頑張ってくださいね』

「うん、ありがと……」

会社を出る
思い出すのは不意打ちでみせてくれた
あの笑顔
自然と顔がほころぶ
ダメダメ!怪しい人に思われちゃう
夕飯何作ろうかな……
源さんお酒飲まないから
おつまみ系はなくていいでしょ?
がっつり食べたいかな?
それともアッサリがいいかな?
スーパーの中であれこれ悩む

だからといってこんな時間から凝ったもの作れないし……
じゃあ丼にしちゃえ!
鶏肉と玉ねぎと卵と……三つ葉もいるな
でもってお味噌汁は…舞茸と豆腐と三つ葉でいっかな。
出汁とかあるんかな
まあこれからも使えるように出汁もお味噌もちっちゃいやつ買って……と
なんだか奥さん気分……
ふふふ、嬉しい

途中コンビニによって
お泊まりセットも準備して
明日の朝は一緒に出勤かぁ……
ダメ、にやける……

そして源さんの家に到着した
大きく深呼吸して、源さんから預かった鍵を取り出し、あける

『お邪魔しまーす』

といったところで真っ暗なその部屋からは
なんの返事も来ないけど
来るたびに思うけど
無駄なものがないステキなお部屋
きちんと片付いてる
それにひきかえ私の部屋は……
よし、かたづけよ。
そう心に誓う

『キッチンお借りしまーす』

またしてもいない主にお伺いをたてるも
もちろん返事はない
そのままキッチンに入り
買ってきたものを冷蔵庫へいれる
出汁もお味噌も買ってきて正解だった…
さあて作るかっ!

玉ねぎ切って、鶏肉切って、だし汁つくって
煮込んで煮込んでたまごを落として最後に三つ葉を散らす
あ、卵と三つ葉は源さん帰ってきてからでいっか
お味噌汁も作って、源さんの帰りを待つ

どんな顔して帰ってきてくれるかな
仕事モードのままかな
それとも大好きな笑顔みせてくれるかな
ドキドキドキドキ
好きな人の帰りを待つってステキだな
落ち着かないでいたら
スマホから呼び出された

画面を開くと源さんからのLINE

---終わったよ。あと10分くらいで帰るね

そんな画面をみるだけで顔が緩む

---待ってます♡

あ、あとスタンプ、スタンプ……っと

源さん早く帰ってきてね
大好きな人の帰りを待つって
こんな気持ちなんだ
あと10分、あと9分……
時計とにらめっこして
ウキウキしながら
源さんの帰りを待った

*****************

この回はストーリーと大してかわらんね
コメ欄はあけたり閉じたりすることにしました
今日は開けます
よろしくどうぞ
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